鬱の症状

ここ2年ほどは、身体や心の問題もあってなるべくイベントとかには出ないようにしいるのである(某例会は例外。もともとそれ自体が変だから、自分が多少変でも問題ない)。とか言いつつ海外ツアーや温泉などには行っているのだが、実はそういう行動とイベントの参加には大きな違いがある。つまり、前者は「人との積極的な接触」がないのである。温泉や海外の観光地だと、ただ通過したり観光したりするだけで済むのだ。

そう、人と会話する、あるいは集団行動する、特定多数と個別に接触する、というのが、今の私にとってはひどく疲れるのである。相手の心理や行動、言動に対して適切な反応を(とっさに)する、ということが難しくなっている。鬱病と呼ばれる症候群は、心理的にただ暗くなって自殺を考えたりするだけではなく、むしろ肉体的・脳生理学的にそういうアルゴリズムがうまく働かなくなっている、という状態のようなのだ。

というより、これはむしろ第三世代抗鬱剤と呼ばれる薬の副作用といった方がいいかもしれない。脳性理学的な反応アルゴリズムは、生存のために個々の人間が自分の脳内に構築した防衛システムである。ところが、それが過剰反応あるいは暴走しておかしくなってしまっている、というのが鬱病である、という考え方で第三世代抗鬱剤は作られているのだ。

簡単に説明すると、例えば肉体的に怪我すると痛いし血が出る。このうち、血は凝固してとりあえず傷口を塞ぎ(細胞再生は別の機能)、痛みは脳に危険を伝える。このプログラムは簡単だが、ピーキーに調整するとライオンを見たりバイクが走るのをみただけで怪我するのではないかと脳が(勝手に)解釈し、実際に傷が開いたり痛みが出るようになる。これが鬱の症状の一部である。

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